こんにちは、辻です。
金曜日は着陸予定日でした。皆それぞれ足りない部品を製作し、アップライトの溶接が全て終わった頃のお話。
ハブボルトを締めこんでいた原口君が締めこみ終わったハブに何かを書いている。 そしてニコニコしながらそれを見せる。 『ハブ雄』
遂に部品に名前を付ける人が現れてしまいました(笑) その後も、締めこみが終わるたびに名前を書いてました。
なんということでしょう。小一時間の内に4個も産まれました。&命名も。
フロントハブが『ハブ雄』・『ハブ美』で、リアが『ハブ機』・『ハブ華』です(紹介?)。
そんなこともあって着陸を目指していた訳ですが・・・一つの問題にぶち当たりました。
それはフロントハブとスピンドル(うちのNEW部品)を挟んで圧入してあるベアリングの回りが悪かったのです。というより回らない! 先生のお話によればベアリングのはめあい公差が原因ではないかとのことです。ベアリングよりも径を小さく作り過ぎ、ベアリングを無理に押し込んだ結果なのかもしれません・・・。色々と試行錯誤はしましたが、駄目でした・・・ 無理をすれば着陸できるが、タイヤが回らない。そして去年と同じくベアリング破損でハブが抜けない・ハブに段がつきぶっ壊れるということになります。スポンサー様にお願いして作ってもらったハブのスプラインが駄目になるのは避けたかったこともあり、泣く泣く着陸をあきらめました・・・
卒業する4年生の方々に着陸したF112を披露したかったのでとても悔しかったです。本当に申し訳ない気持ちになりました。この失敗を忘れずにこの活動を続けていきたいと思います。
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